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 Posted by ミリタリーブログ  at 

名前が「映画好き」ですから

皆様こんにちは。

山口県の映画好きです。
ブログをやり始めて気がついたのですがブログで1番大変なのは写真撮影ですね。
新年会などが続きバタバタして更新を怠ってしまいました。

記事構成を考えながら写真を撮って、記事にして…。細かな装備紹介やカスタムの記録を書かれている方、とりわけ定期的に更新されている方を本当に心から尊敬します。

私は履歴書の趣味欄に「趣味を増やすこと」と書くくらい多趣味というかいろんなものに手を出しているのですがその中でも中心をなすものが映画です。カメラや車ファッションや登山みんな映画の影響を受けたからだと思っています。

きっかけは中学生の時だったと思います。トップガンのビデオが家にあり完全にやられてしまいました。当時はインターネットもまだそれほど普及しておらず映画公開当時の雑誌等を古本屋で買いあさり着ているG-1や乗っているGPZ900R、かけているレイバンのサングラスのことなどかたっぱしから調べまくりました。懐かしい思い出です。考証もめちゃくちゃで他にも色々面白い映画を見ましたがトップガンだけは原体験としていつまでも好きな映画だろうと思います。



そんなわけで今回はこの1週間で見た映画をご紹介させていただきます。大学生の頃は1日1本を目標にひたすら見まくっていたのですが現在はそんなこともできません。年が明けてからストレスで大量にDVDをレンタルしてしまい慌てて消化したものをご紹介します。


スターウォーズ ローグワン


のっけっからミリ要素が少ないですが映画公開時に見逃しましたので借りてみました。主人公の女の子が明らかにルガーP08みたいな銃を使ってます。変形して警棒みたいになるのが非常に面白かったです。

座頭市的なキャラクターが出てきます。彼の戦闘シーンがとってもカッコよかったです。以上笑



ダンケルク


第2次世界大戦のイギリス軍撤退作戦を描いた映画。遅ればせながら見ました。航空戦、メッサーシュミット対スピットファイアが最高でした。やはりプロペラ機は魅力的です。飛行機はあまり詳しくないのですがCGがそれほど多くは使われていなかったように感じます。スターウォーズもそうですが人間の脳にはよくも悪くも想像力というのが備わっています。CGで全てを映像化して見せられるよりは実物でできる範囲で撮影して後は観客の想像で補うように作ってくれた方がよりリアルで感性に訴える内容になると思います。


沈黙


大学の時研究論文にした遠藤周作の小説の映画化です。確か2度目の映画化です。ヒリヒリした映画を撮らせたら右に出る者のいないマーティンスコセッシが監督。構想20年だそうです。原作の知名度とテーマが取扱い難い内容ですから製作費が集まらなかったのではと勝手に思っています。英訳があまり良くなかったからか宗教上の理由からかノーベル文学賞も取れなかった小説ですし。でも日本側のキャストは最高です。特にイッセー尾形、窪塚洋介、浅野忠信あたりの起用にはしびれました。他にも大物がいっぱい出てきます。ミリ要素は皆無ですが興味のある方は是非。


パトリオットデイ


そういえば先日少しご紹介しましたね。BPDが舞台です。BPDってグロック19使ってるんですね。内容はそこそこでした。家族の話が多かったので嫁は真剣に見入ってました。ちなみに嫁とはあまり映画の趣味が合わないです(笑)


ハクソーリッジ


良心的兵役拒否者で沖縄戦において衛生兵として活躍、名誉勲章を受賞した人のお話。監督はブレイブハート以来、大好きになったメルギブソンです。グロいです。戦場の雰囲気をとてもよく感じられた気がします。これは面白い。グロいのが大丈夫だったらお勧めです。ちなみに嫁には見せてません。


これは今日見る予定でまだ見てませんがトレインスポッティング2

※画像は1です。

1は言わずと知れた名作映画。ファッションにミリタリーの要素を取り入れるのがこの映画のおかげで当時流行しました。下の写真の右にいるシックボーイというキャラクターがM65らしきパンツの上にピンクのTシャツ、黒のジャケットを着てたのがとてもカッコよく真似した覚えがあります。



後、ミリタリー的に面白いのはブラックホークダウンと俳優さんがかぶってること。

主人公やってるユアンマクレガーはクライムズ


そのお友達役のユエンブレムナーさんはネルソン



これは今回観た映画ではないですがそろそろ疲れてきたので最後に自分の映画史上最高傑作だと思っている映画をご紹介します。
アンダーグラウンドという映画です。



第2次世界大戦からユーゴ紛争までのボスニアが舞台になった映画です。
ユーゴ紛争だとノーマンズランドが有名です。



ノーマンズランドは私も好きな映画ですがアンダーグラウンドはそれを大幅に超えて好きです。よく「映画好きはナンバー1の映画を決められない」なんていいますが10年近く私の中のナンバー1です。「昔あるところに国があった」というテロップから始まり。もう喜劇なのか悲劇なのか。ミュージカルなのか何なのか。明らかに史実ではないのだけれど記録映画のような説得力を持っているしほんとにカオスな内容が繰り広げられます。色々な背景と想いを持った主人公たちがボロボロのぐっちょぐちょのめちゃくちゃになって「おい、この映画どうやって終わるんだよ…」と絶望しかけたその刹那。最高のラストシーンが訪れます。「生きてて良かった」と私は映画を見て初めて思いました。映画好きな方は一度見てみて下さい。書き忘れましたがユーゴ紛争のシーンはミリタリー的にも見ごたえがあります(笑)


こうしてみると何やかんやでミリタリー要素が入っていることが多いです。嫁は「戦争映画ばっりみてる」と言ってます。やっぱり好きですからどうしてもミリ要素は強くなってしまいます。しかしミリタリーの知識がついてから映画の見方が少しずつ変わってきたと感じています。「ただの緑の戦闘服」が「M51」、「茶色のジャンパー」が「タンカース」だと分かるだけでスタイリストや監督の意図がそれまでよりも少し見えるようになった気がします。

なんだかいっぱい書いてしまいましたので今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。  


2018年01月13日 Posted by 山口県の映画好き  at 12:34Comments(0)映画紹介