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 Posted by ミリタリーブログ  at 

マルシンミリポリ(ガス)とタナカSAA(ビズリー)を修理する【フォースは強めの設定です】

皆さんこんにちは。
山口県の映画好きです。

先日、現行品のカートを受け付けなかった我が家のレトロミリポリ(ビクトリーモデルと言ってもいいのでしょうか)を修理する話です。


ついでに組み上げるまではガスが漏れないのに組み上げて遊ぼうとするとガスが漏れる我が家のタナカSAA、ビズリーも修理し(てもらい)ます。


久し振りにマッサージに行き、どうするべいかと思っていた夕刻。
いつものRAVEN防府店に赴きます。

雨が降ったりやんだりのこの日、お店はモス・アイズリーの酒場みたいになっていました。


店長代理見習い心得のジェダイマスターT野氏と借金取りに追われるT督氏は言うに及ばず、金属加工業の砂職人A木氏、宇宙のどこかにいるレイア姫にかなわぬ恋を続ける若きジェダイことM橋氏及び、色々濃いめのレアキャラFジ氏も。


久し振りにお会いしたので四方山話などしながら、おもむろにミリポリのご相談です。

カートのパッキンを捨ててしまったのでガス漏れを修理したところで弾が撃てない悲しい個体です。
パンパン鉄砲を仕込もうかとも思いましたがハートフォードのモデルガンを持っていますし、正しく無駄なのでやめました。

とりあえず挨拶を済ませ、ことの次第を伝え、先日からご執心のビズリーで早撃ちの練習でもしようかなと思いガスを入れると悲しいガス漏れの音がします。

これはガスタンクですねと途方に暮れていたらジェダイのフォースが火を噴きます。


ばらして。


各種パッキンをグリスアップ。


しかし、タナカSAAのガスタンク。
超絶複雑な構造してますね。
こりゃあ漏れますわ。
ヒンジ部分もシリコンスプレーしてもらってこれで安心です。


やることと言えば後は、ホップパッキンをマルイ化するくらいでしょうか。

そしてT督氏が大雨の中、ミレニアムファルコン号(マツダロードスター白ハードトップ)でゲボスケを持って来てくれます。


結果的にカートリッジの径がゲボスケの外形よりも小さく入らない。
落ち込んでいると、「これはどうですかね。」と天の声が。


マルイのショットガン用パッキンです。


いいんじゃないでしょうか。

ニトリル製の黒とシリコン製の白がありますが保持力の問題からやや弱めの白が良さそうです。

不要なホップ部分をデザインナイフで切り取ってシリンダーに取り付けます。


ジェダイマスター、T野氏の発案でシリンダーの内径にセロテープとアルミテープを幅4.3mm以下に切ったものを貼って気密を高める試み(は作業が難しそうだったのでダークサイド【お手本を見せてくれという形での強要】の力を借りて、セロハンテープ×1、アルミテープ×1を作ってもらうこと)も行ってみました。


わちゃわちゃしながら試射。


20-40の初速。
ホップもないですし5mは飛びます。


もう、こんなものでいいのじゃないでしょうか。
BB弾の保持位置調整がやや困難ですがまあいいでしょう。
後、アルミテープ貼ったカートやら貼ってないのやらが混在していますがこれも(めんどくさいから)まあいいでしょう。

ついでに不要な刻印も瞬間接着剤で埋めます。
不要な刻印を。


盛大にプラがヒケているのをA木氏が何とかしてくれようと頑張ってくれます。


家に帰って脱脂後、塗装に勤しみます。
いつものブラッセンで問題なくパーカー的な仕上がり。
嫌いじゃないです。


ついでに勝手に動くセーフティもタミヤセメントで接着します。


適当に乾燥させ、組み上げて完成です。


反対側もいい感じ。


これで銀河(私の心)に平和が訪れました。

すやすやと惰眠を貪り、朝になって気が付きましたがビクトリーモデルには私が刻印を埋めたことろに「MADE IN U.S.A.」と刻印が入っています。


マルシンミリポリには「MARUSHIN MFG」と入っていましたので別に残しておいてもよかったのです。


むしろ左側のASGKを消すべきでした…。


しかもセーフティ、くっついてませんでした笑。
そりゃ塗料が乗ってるからタミヤセメントでは着くはずありません。

これがダークサイド(いい加減な知識に基づく先を急いだ作業と他人の手を借りまくる力技)の弊害か。

ベイダー卿もブチ切れです。


刻印についてはできればメーカー刻印も欲しいです。
オラガバニストさんみたいにやるか…。
いや、無理でしょう。

何事もほどほどがいいのです。
もうとりあえず当分はこのままにしておきましょう。

絶対近い内にテコ入れしたくなるんだろうな、などと思いながら本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。  


2021年08月23日 Posted by 山口県の映画好き  at 13:09Comments(0)銃器紹介パーツ紹介

ブルーイングは難しい。何故か治るミリポリ。(前途多難編)

皆様こんにちは。
山口県の映画好きです。

雨で何にもできなくて、お金もそんなにないものなので、映画「ロッキー」を見たのです。


普通の「ロッキー」はデジタルビデオディスクで持っているもので2と3、4、5、ファイナルを一気に見たのです。

やる気の出し方を間違えました。

今見たら続編の「クリード」、2も出てるのですね。


最早、ロッキーがどうなろうと知ったこっちゃあないわいと思いながら、皆さん頑張りたいのだなあ、スタローン頑張るなあとそんなことを思いました。

「アイ・オブ・ザ・タイガー」
いい曲ですね。


閑話休題。

前回、ヘビーウェイトのブルーイングには真鍮ブラシがどうもいいらしいと書きましたが実際やってみました。

塗装の剥離にはめんどくせえので表面ならしがてら電動リューターを使用します。
軽いバフ掛けみたいになりました。


アルコールで脱脂後、バーチウッドのアルミニウムブラックを綿棒で塗布し真鍮ブラシでこすります。


案外いいのではないでしょうか。


しかし、夢中になって計5時間くらいを要しましたがこの仕上がり。
心が折れます。

シリンダーとエジェクターロッド周りのメタルパーツがちょっと銀色なのでもう1回程度染め作業を行えばきっとバレルとフレームの色に合うようになるでしょう。
予測作業時間は2時間です。

なかなかやる気と時間が湧いてきません。

心が折れたのでRAVEN防府店に赴き、マルシンのミリポリ(ガス・ノンホップ)のガス漏れを直せと無理難題を言ってみます。

そもそもこのミリポリ、私がハートフォードのミリポリを入手する前に「ミリポリ欲しい欲しい病」に罹患したことがあり、その際に師匠が憐れんで格安で譲ってくれたジャンク。

古いガスリボルバーで初速も大して出ていません。
ガス漏れを放置しているうちにカートリッジのパッキンも紛失してしまうというトリックプレイ、その後最強塗料ブラッセンの実験台にされてしまった哀れな個体です。
まあ色味はブラッセンなので非常にいい味出しているのですが…。

そしてハートフォード製以外でヴィクトリーモデルを再現してくれているのはこの個体だけです。

前回の記事でパンパン鉄砲を仕込もうかと思い立ちましたがこれじゃあモデルガンと変わりないじゃないかとふと冷静になりあっさり断念しました。

大して性能も望めないエアガンを治してどうするんだと思いながらどうしてこうしてこれが治るのです。
ダークサイド(相談に見せかけた強要)の力はすさまじいです。


面白いので内部を写真に収めました。

凄いのがガスルート。
サイドプレート内のプラ部品にルートが作られています。


ルートの入り口、出口にはパッキンが付いているものの「これでいいのか本当に」とだれもが思うエポックメイキングな作り。


漏れが疑われるガスタンクとバルブ(一体型)は簡素な作り。


開いてグリスアップ。


で治りました。
ガス漏れ。

後はパッキンの無くなった(引っ越しの時に捨ててしまった)カートを何とかしなくてはいけません。

替えのパッキンがあればいいのですが部品なんぞはとっくに廃版でしょう。
ビズリーに付いていたタナカSAAのパッキンが丁度良さそうですがゲボスケに交換を依頼した際にフォースの力でどこかに飛んで行ってしまったとのこと。


仕方がないので色々検索してみます。

クラウンのガスリボルバーカートはマルシンのものに形が非常に似ています。
あるのは357マグナムと44マグナムサイズのよう。


てか38スペシャルと357マグナムって口径はほとんど一緒なのですね。
要は長さがちょっと違って弾薬量が357マグナムの方が多いよと。
知りませんでした。

こりゃクラウンのガスリボルバー用カートも注文しなくてはなりますまい。
価格も安く、送料無料などあるはずもなく、問屋さんに在庫があるのでしょうか…。
それに構造が変わりませんので残念初速は変わらないでしょう。

マルイのエアリボルバーも357マグナムサイズですが弾をフロントで保持する方式なので長さ的に恐らくアウトでしょう。


検索するとマルシンのチーフに入れてみたけれど奥までは入らなかったという記事が出てきました。

マルシンのポリスリボルバー用のXカートリッジはフロント保持ですが3ミリ程度短いようです。

同じメーカーだしひょっとして適合すれば初速も上がるのではと、あらぬ想像の翼を広げます。


ヤフーのポイントも溜まっていたのでとりあえず注文。
5発しかないのでこれが適合すればもう1セット買わなければいけません。
罠です。

私は何をしているのだろうかと思いながらカートが到着。


入らんやんけ。


よく見るとシリンダー内に段があります。(←当たり前。確かジェダイマスターもそんなこと言ってた。)
そして段差などなくともカートの径がそもそもシリンダーの穴よりも大きいです。


しょうがねえからクラウンのカートを検索します。
これは安いですね。


と思ったら同じ357マグナムでもパイソン用とそれ以外用がある。


違いがわからん。
というか使えるのかすら分からん。

そしてクラウンの様に後ろ込めよりもマルイのような先込めの方がどうやら集弾性がいいらしい。
しかしながら初速は後ろ込めの方が出る傾向にあるらしい。


もうジェダイマスターもパニックです。


このブログにあるようにシリンダー削ってポリスリボルバーのカートが使えるようにするか、でもそもそもシリンダー径が小さいし、ポリスリボルバーのカートは5発分しかないし悩ましいです。

店に「よかったら飾って」と言い、預けっぱなしにしていた銃にどれだけ時間をかけるのだろうか、果たしてこの記事に需要はあるのだろうか、そして私は何をしているのだろうかと思いながら本日はここまで。



最後までお読みいただきありがとうございました。  


2021年08月19日 Posted by 山口県の映画好き  at 13:12Comments(0)銃器紹介映画紹介パーツ紹介