KSCのSTIプチカスタムと調整(というか泥沼)
皆さんこんにちは。
山口県の映画好きです。
前回、「暇だからワチャワチャしたい。」との希望で中古購入したKSCのSTIタクティカル5.0。

案の定、糞わちゃわちゃしています。(失礼。)
何がどうワチャワチャしてるかをかいつまんでご報告します。
ちなみに一連の騒動にあっては地元ショップRAVENさんのクワイガンこと店長?さんとオビワンこと店長代理?T野さんに多大なご迷惑をおかけしていることも併せてご報告させていただきます。

私の購入したKSCのSTI、スライドABSはスライドストップのノッチが非常に脆弱なことで有名です。
メーカーさんもそこは分かっていて補強のプレートも入れてくれているのですがすでに危ない状況が見て取れます…。

ということでリコイルスプリングガイドについているゴムのリングを嵩増しします。
3枚差し込んで丁度でした。
スライドストップがかからないのは気持ちが悪いですが実銃でもショートリコイル化するためにこうした処置をすることがあるそうですからまあ良しとしましょう。

ついでにリコイルスプリングもやや軽めのものに変更しました。
そこから念願のグリップセーフティーオミットに挑戦します。
SV時代のタランバトラーカスタム。
こんなのがカッコいいなあと思いつつ…。

検討の結果、メインスプリングハウジングって言うんですかね?ハンマーにテンションをかけるバネが入っている部品に薄くブリスターパッケージのプラ板を接着剤で重ねて嵩増ししていきます。



大体15枚くらいづつ左右に貼り重ねて何度か調整するといい感じになりました。
と、ここで大問題。組み上げて動かすと初速が0.25gのBB弾で20位に笑。
慌てて原因を探ります。
とりあえずバルブノッカーがバルブを叩けていないんじゃあないかということでバルブをギリギリまで緩めたりしてみますが症状は改善しません。
シアスプリングが悪いのではということで確認してみます。
曲がっとるやんけ笑。

ちゃんと組み込み方を確認してから組み込みましょうねという好例です。
慌てて画像を基にシアスプリングの形状を修正します。

手作業です。
迷宮入りも危惧されたので純正部品を発注します。
そうこうしていたらダミーのファイアリングピンではなくその下にあるファイアリングピン(画像83のパーツです。)が内側から抜け落ちていることに気が付き入れなおすためにハンマー周りを全バラします。

画像95、92、84あたりのパーツを大いに苦労しながら組付け。
ポンチで仮止めしつつ最後に実際のピンと入れ替えると便利です。
しかしKSCの組み立て担当の人はどれだけ優秀なんでしょうか笑。
自分自身の手先がどんどん器用になっていくのがわかります。
※注意:ハンマー回りをバラさなくても部品は挿入できます笑。
いずれにせよ抜けやすいということですので皆様ご注意ください。
組み上げて再度試射。
全く症状に改善が見られません。
ここでクワイガン(店長)から、「ひょっとしてピストンヘッド割れてないですか?」というフォースみなぎるお言葉が飛びます。
見てみると緑の破片がピストン周りに大量付着しています笑。
早速ピストンの分解に挑戦。
ダミーのファイアリングピン(画像31)を押し込みながらではないとピストン周りが外れないのを知らずに危うく力で行ってしまいそうになりましたがここもジェダイ(店員さん)のフォース(経験)みなぎるお言葉でフレーム割れという大惨事を回避することができました。

画像の右端がピストンヘッド。
左がダミーのファイアリングピン。

ピンを押し出すバネもなくしやすいので注意してください。
ピストンヘッドはネジが非常に硬いですが反時計回りで外れます。
替えのピストンヘッドはたまたま店に在庫していたCOWCOWテクノロジーというメーカーのエンハンスドピストンヘッド15mmを使用しました。
STIはシールに書いてある適用には書いてありませんが入れてみたらばっちり動きました。

画像の緑色したゴミは割れたピストンヘッドの破片です。
組み上げて初速計測、0.25gで80前後。快調です。
ん?
0.25で80?
これ夏だと危ない笑。

リコイルスプリングを弱いものに替えたのがいけないのかなと思いネットで検索。
ファーストさんの説明ページに行きつきました。
そこには(レートの低い(弱い)スプリングを組み込むと、スライド後退時の抵抗が弱くなるので、後退スピード自体は向上しますが、前進スピードが下がる事で作動の「シャキっと感」は若干薄れてしまいます。)と書いてあります。
ということはスライドの後退に割かれるガスが少なくなった分、発射に回っているということでしょう。
ピストンヘッドをカスタム品にしたのも作用しているかもしれません。
スライドが割れないか心配です笑。
とりあえず通常に動くようにはなったところで今回は良しとします。
最後に作業にあたって非常に参考になったサイトをご紹介しておきます。
パーツリストを掲載してくれている「ハイパー道楽」さん
組み立て関係やパーツの名称等詳しく説明のある「タクティカルな生活」さん
初速とジュールの換算表が載っている「R-GUNstudio」さん
この場を借りて御礼申し上げます。
次回は「初速、本当にこれでいいのか問題」と「やっと殺せたグリップセーフティーとフレーム周りを滑らかに」の2本立ての予定です。
久しぶりに凶暴な牙(リューター)が登場するかも知れません。

ご期待ください。
ということで本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※画像は一部借り物です。問題等あればご連絡ください。
山口県の映画好きです。
前回、「暇だからワチャワチャしたい。」との希望で中古購入したKSCのSTIタクティカル5.0。

案の定、糞わちゃわちゃしています。(失礼。)
何がどうワチャワチャしてるかをかいつまんでご報告します。
ちなみに一連の騒動にあっては地元ショップRAVENさんのクワイガンこと店長?さんとオビワンこと店長代理?T野さんに多大なご迷惑をおかけしていることも併せてご報告させていただきます。

私の購入したKSCのSTI、スライドABSはスライドストップのノッチが非常に脆弱なことで有名です。
メーカーさんもそこは分かっていて補強のプレートも入れてくれているのですがすでに危ない状況が見て取れます…。

ということでリコイルスプリングガイドについているゴムのリングを嵩増しします。
3枚差し込んで丁度でした。
スライドストップがかからないのは気持ちが悪いですが実銃でもショートリコイル化するためにこうした処置をすることがあるそうですからまあ良しとしましょう。
ついでにリコイルスプリングもやや軽めのものに変更しました。
そこから念願のグリップセーフティーオミットに挑戦します。
SV時代のタランバトラーカスタム。
こんなのがカッコいいなあと思いつつ…。
検討の結果、メインスプリングハウジングって言うんですかね?ハンマーにテンションをかけるバネが入っている部品に薄くブリスターパッケージのプラ板を接着剤で重ねて嵩増ししていきます。
大体15枚くらいづつ左右に貼り重ねて何度か調整するといい感じになりました。
と、ここで大問題。組み上げて動かすと初速が0.25gのBB弾で20位に笑。
慌てて原因を探ります。
とりあえずバルブノッカーがバルブを叩けていないんじゃあないかということでバルブをギリギリまで緩めたりしてみますが症状は改善しません。
シアスプリングが悪いのではということで確認してみます。
曲がっとるやんけ笑。
ちゃんと組み込み方を確認してから組み込みましょうねという好例です。
慌てて画像を基にシアスプリングの形状を修正します。

手作業です。
迷宮入りも危惧されたので純正部品を発注します。
そうこうしていたらダミーのファイアリングピンではなくその下にあるファイアリングピン(画像83のパーツです。)が内側から抜け落ちていることに気が付き入れなおすためにハンマー周りを全バラします。

画像95、92、84あたりのパーツを大いに苦労しながら組付け。
ポンチで仮止めしつつ最後に実際のピンと入れ替えると便利です。
しかしKSCの組み立て担当の人はどれだけ優秀なんでしょうか笑。
自分自身の手先がどんどん器用になっていくのがわかります。
※注意:ハンマー回りをバラさなくても部品は挿入できます笑。
いずれにせよ抜けやすいということですので皆様ご注意ください。
組み上げて再度試射。
全く症状に改善が見られません。
ここでクワイガン(店長)から、「ひょっとしてピストンヘッド割れてないですか?」というフォースみなぎるお言葉が飛びます。
見てみると緑の破片がピストン周りに大量付着しています笑。
早速ピストンの分解に挑戦。
ダミーのファイアリングピン(画像31)を押し込みながらではないとピストン周りが外れないのを知らずに危うく力で行ってしまいそうになりましたがここもジェダイ(店員さん)のフォース(経験)みなぎるお言葉でフレーム割れという大惨事を回避することができました。

画像の右端がピストンヘッド。
左がダミーのファイアリングピン。

ピンを押し出すバネもなくしやすいので注意してください。
ピストンヘッドはネジが非常に硬いですが反時計回りで外れます。
替えのピストンヘッドはたまたま店に在庫していたCOWCOWテクノロジーというメーカーのエンハンスドピストンヘッド15mmを使用しました。
STIはシールに書いてある適用には書いてありませんが入れてみたらばっちり動きました。
画像の緑色したゴミは割れたピストンヘッドの破片です。
組み上げて初速計測、0.25gで80前後。快調です。
ん?
0.25で80?
これ夏だと危ない笑。

リコイルスプリングを弱いものに替えたのがいけないのかなと思いネットで検索。
ファーストさんの説明ページに行きつきました。
そこには(レートの低い(弱い)スプリングを組み込むと、スライド後退時の抵抗が弱くなるので、後退スピード自体は向上しますが、前進スピードが下がる事で作動の「シャキっと感」は若干薄れてしまいます。)と書いてあります。
ということはスライドの後退に割かれるガスが少なくなった分、発射に回っているということでしょう。
ピストンヘッドをカスタム品にしたのも作用しているかもしれません。
スライドが割れないか心配です笑。
とりあえず通常に動くようにはなったところで今回は良しとします。
最後に作業にあたって非常に参考になったサイトをご紹介しておきます。
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組み立て関係やパーツの名称等詳しく説明のある「タクティカルな生活」さん
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ご期待ください。
ということで本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※画像は一部借り物です。問題等あればご連絡ください。
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