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 Posted by ミリタリーブログ  at 

M1カービンを考える(望郷編)

皆様こんにちは。
山口県の映画好きです。

昨日の野望編に引き続き今回もM1カービンです。
バリエーションについてシカゴレジメンタルスさんの記事を基に自分なりに整理をしてみたいと思います。

先ずよく分からなかったのがマガジン。15連と30連があります。
「M2カービンだと30連?M1だと15連?わからん!」となってましたが結論から言うとどちらにも使えます。まあ当然といえば当然です。30連弾倉はフルオートの効くM2カービンの開発に伴い作られたようでM2カービン自体は沖縄線にも配備されていますので朝鮮戦争以降はM1にもM2にも使っていて問題ないということになりそうです。


ここからが本題のバリエーションです。
先ずはM1カービン。細かな仕様変更により前期、中期?、後期に分けられるようです。

前期ハンドガード上部の穴が左右1つづつ

リアサイトはサイドガードなしのM4みたいな遠近切替式

着剣用のバヨネットラグなし

セーフティは画像が荒くて恐縮ですがレミントンのM870のような左右押し込み式なようです。


後期リアサイトがガード付になり遠近切替がなくなる代わりに左右前後に微調整ができるようになります。

バリエーション違いで中期?仕様もあるみたいです。

ハンドガードは穴が左右2つづつになります。溝の深い浅いがあり浅いのが中期とのことです。

セーフティーについては回転式に

着剣用のバヨネットラグが追加されます。


実際には順次改修されているらしくきっちり区分けされているわけではなくM16などと同様仕様が混在している例も散見されます。

ここからモデル名が変わります。これはM1A1カービン。通称「パラトルーパー」。めちゃくちゃカッコいいです。この写真ではセーフティーを除く細部がM1カービンの前期と同仕様になっているようです。


そしてM2カービン。フルオートが可能になりセミ、フル切り替え用のレバーがエジェクションポート脇に追加されます。

ハンドガードについてはメタルのものがあるようですが写真ではあまり見かけず木製が多いような気がします。


最後はM3カービン。いきなりどえらい外観になります。これは最初期の暗視装置で赤外線の照射と受像部分、および駆動用のバッテリーがセットになっています。

上の写真にはバッテリーは含まれておりません笑。
装置の固定用にハンドガードに穴があけられています。



以上、自分なりにM1カービンのバリエーションを整理してみました。なんだか他人様のまわしで相撲を取るのにしめ方を知らないという事態になっている気が致します。間違い等あれば遠慮なくご指摘ください。

そうこうしているうちに噂の本体が到着致しました。次回はAGM製M1カービンを今回の考察に基づいて分析していきたいと思います。


ということで本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。  


2018年03月16日 Posted by 山口県の映画好き  at 08:03Comments(0)銃器紹介